アリコ、エジソン、スターの3社について、今後2週間以内に入札を実施することが4日、分かった。国内損害保険最大手の東京海上ホールディングス(HD)が検討に着手したほか、独アリアンツ、英プルーデンシャル、仏アクサ、カナダのマニュライフなどの保険大手が関心を示しており、激しい争奪戦が繰り広げられそうだ。
売却するのは、日本を中心に55カ国に進出している米アリコと、日本法人のAIGスター生命保険、AIGエジソン生命保険。
AIG日本法人の関係者は4日、「可能な限り早期に現金化する必要がある」と語り、AIG再建に必要な資金確保を急ぐ考えを示した。
アリコ 売却の行方
売却の仲介を狙う米証券大手ゴールドマン・サックスなどが国内外の保険会社に対し、入札への参加を働きかけている。各社とも米アリコに関心を示しており、東京海上は資産や財務内容の調査を始めた。
AIGは当初、個別企業との交渉による売却を模索したが、米当局の管理下で透明性を高めるため、入札の実施に切り替えた。
アリコは米本社を中心に世界の事業が一括売却される公算が大きい。全体の保険料収入は2兆円規模で、売却額も1〜2兆円と想定されている。
2008年10月05日
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