利息制限法を上回る利息を支払わされたのは不当として、香川など26都府県の約1200人が15日、消費者金融などを相手に、過払い分計約14億3000万円の返還を求める訴えを、各地の地裁や簡裁に一斉に起こした。
消費者金融 返還請求 過払い14億 一斉提訴
また、ほかに約600人が各社に直接請求。この日に返還を求めた総額は約22億1000万円に上るという。
全国クレジット・サラ金被害者連絡協議会(東京)によると、被告企業は武富士やアイフル、プロミスなど約140社。一斉提訴は4年連続で、11月にも計画しているという。
多重債務者らを支援する「高松あすなろの会」によると、昨年末から15日までに、17人が過払い金計約5000万円の返還を求めて各社に直接請求するか、本人訴訟を起こした。これまでに約2000万円の返還を受けているという。同会では今後も随時、提訴を行っていく予定。
昨年12月の貸金業規制の法改正で、2009年末をめどに、出資法の上限金利(年29・2%)は、利息制限法の上限と同水準(20%)まで下げられ、中間のグレーゾーン金利は廃止される。
昨年11月に実施した3回目の一斉提訴の後、同協議会の呼び掛けなどに応じて同様の訴訟を起こすなどしたのは今回を含め計約4300人、請求額は約50億2000万円に上るという。